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残り香とレクイエム [♡CARS]

どんな空も妖しく変えてしまうワインレッド。
  


 
Alfa159のルビィ色は、どんな景色も妖艶かつ不吉に染めてしまいます。
 
しかし……。
    
  
  
この空は、"Alfa159の映り込み"じゃありませんからっ。
  
これは……。
 
 
 
 
どん!!!

 
 
 
 
 
 
 
 
 




マツダカペラワゴンくんの映り込みでーーーす♪♪

現在サイバーアルファ計画始動中のため代車生活中のワタシ。
ディーラーから渡された代車がコレ。

つーか色が一緒……ネタか?(笑)
 
ディーラーにクルマを預けたのは”9月9日”でしたから、
今日で代車生活12日め。
 
 
 
 
遅っっっっ!!!!
  
  
  
 
時間かかりすぎじゃない?
もうワタシはルビィ様が恋しくて恋しくて、禁断症状が出そうですヨ!!!
まぁ色々お願いしちゃったから時間かかるのはわかるんですけどね……。
それにしても遅いです。
  
昨日なんて父に、
  
  
  
「オマエのクルマはいつ直るんだ?」
 
 
なんて言われちゃったんだから!!!
コワレたわけじゃないっちゅーの!!!
 
しかしトヨタ車とドイツ車しか信頼しない父ですからね……。
 
「ほれ見たことか、アルファロメオなんてワケのわからんクルマ乗ってるからだ…」と、
してやったりだったに違いない。
こんなに遅いとコワレてないのに誤解がますます膨らんじゃいますよ!!
 
頼むゾ、ディーラーさん!!!
 
 
 
さて、そんなカペラワゴン生活12日め。
カペラくんに完全にカラダが馴染んじゃってます。
ワタシはマツダの乗り味が好きなので、けっこう気に入ってます。
ハンドリングも素直だし、ロールも適切。イイです。
   
おー!古そうなのにヤるね、カペラくん!!!
    
なんて思いつつ乗ってたのですが、付き合いが長くなってきたので
ふと車検証などを引っ張り出して見ちゃいました。
  
すると……驚くべきことが判明したのです。
  
 
 
 
  
ズバリ!製造年が平成6年!!
  
   
  
  
1994年製のカペラワゴンくん。
走り続けて13年目なカペラくんだったのです!!!
 
その年月は、さすがにボディに現れていました。
 
こんなカンジで。
 
 
 
 
 

……(笑)

ミゴトに錆びてるワイパーくんと、
かつて世の中を席巻したカンガルーバンパーです。

しかしカンガルーバンパーって名前がスゴいやね(笑)
サーフとかテラノとかのヨンクに軒並み付いてたカンガルーバンパー。
一種のファッションでしたね。
あの頃はカペラくんみたいなワゴンにもこうして付けられちゃったのでしたっ!
日本の路上にカンガルーなんか居ないっつーの!!!!
  
  
  
ハッ!!!!!

でも山間部や北海道ではシカ対策に役に立ってたりして!?


そう考えるとあなどれんな……。
  
   
  
  
さて平成6年です、今から13年前。
ワタシは社会人2年目でしたねぇ。ユーノスロードスターに乗ってた頃です。
いろんな事を思い出しますねぇ、、、あんな事やこんな事、、、(微笑)
 
と、自分の過去を告白するのは置いておいて、
この当時、クルマ好きの方ならよくご存じなタイヘンな悲劇があったのをご存じですか?
それは壮大な野望が短期間にして見るも無惨に砕け散った悲劇。
みずから巻き起こした涙なくして語れない悲劇。
 
 
その名も!!!!

 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
  
  
  
  
 
  
 
クロノスの悲劇っ!!!   
  
   
  
  
  
  
  
    
 
 
   
   
それはこのカペラを作っているマツダが夢見て破れた悲しいお話。
1990年ごろのバブル絶頂期。
作りゃ何でも売れたと言われるクルマもバブルだったあの頃。
マツダは壮大な野望を抱き、そして夢破れました。
   
   
   
   
トヨタや日産と肩を並べたい!!!!
  
  
そのためには車種と販売店を増やせばいいだろうとばかりに90年初頭、
マツダは販売店を増やし、車種を突然倍増どころか5倍くらい増やす作戦に出たのです!!!
  
 
マツダ店にユーノス店、アンフィニ店にオートザム店、そしてオートラマ店。
   
 
その販売店たちに、それぞれカペラクラスのクルマを続々と投入し続けました。
マツダクロノス、アンフィニMS-6にMX-6、MS-8。
オートザムクレフ、フォードテルスターにユーノス500。
    
   
これらのクルマは、みな大きさ同じ兄弟車。ぜんぶカペラみたいなモンです。
しかし、当時のマツダのデザイン力はスゴかった。
ワタシはユーノス500、アンフィニMX-6とMS-8の3台は特に好きでした。
これらがイタリア車だったらどれだけ話題になったのかと今でも思います。
「きらめきのデザイン」だったかな?
見る角度によって光が鮮やかに映り変わって行くその面構成は非常に魅力的でした。
  
  
  
  


 
左上:オートザムクレフ/左中:アンフィニMS-6/左下:ユーノス500
右上:アンフィニMXー6/右中:アンフィニMSー8/右下:マツダクロノス
  
 
   
   
   
しかし……。
   
 
  
   
読んでるアナタ、ワケわかんないでしょ?
名前出されても写真見てもワケわかんないじゃないですか。
当時もまさしくそうだったのです。
こんなに一気にクルマを発売されてもワケわかんない。
  
  
  
 
何がなんだか意味がわかんない。
   
  
  
なので売れ行きはサッパリ。おまけにバブルも崩壊しました。
他にもデザイン的には非常にカックイイクルマを多数輩出したマツダでしたが、
全部の販売台数足しても以前よりも台数が少ない状態に陥ったのです。
    
「トヨタのレクサスみたいなブランドを作ろう!!」と、
アマティなる高級ブランドを立ち上げようともしていました。
12気筒のスゲーエンジンまで作った。ミラーサイクルエンジンも作った。
ミレーニアというカックイイクルマも作った。
    
  
  
でも……すべてはうたかたの夢。
  
 
壮大な野望はわずか4年ほどにして幕を閉じました。
野望を達成せんと新たに生み出された、
スポットライトを浴びて登場したニューカーたちは、1代限りでこの世から消えました。

名前を受け継ぐものすらなく……。

そんな頃、「空白の4年間」の尻拭いのようにひっそりと売られていたのがそう、
現在ワタシが代車としているこのカペラです。
旧来のマツダファンのために保守的なデザインを施されたカペラ。
そこそこに売れていたように思えます。
この後、苦肉の策で発売したマツダデミオがバカ売れするまで、
マツダは苦しい日々を過ごしました。
最後にはフォードに株式の1/3を譲り渡し子会社化しました。
 
 
すべては砕け散った壮大望、「クロノスの悲劇」が巻き起こした結末。

ワタシはマツダの走り味とかデザインが好きです。
そんな「クロノスの悲劇」を迎えたマツダが苦しい中生み出した、
平成6年式のカペラワゴンに乗って、あの頃の夢の残り香を味わったのでした。
  
猛烈に突っ走ったからこそ、
バラ色の未来を夢見たからこそ起きてしまった歴史に残る惨劇。   
     
  
バブルの最後に咲き誇った花たちに、合掌………。
   
 
 
 
   
   
   
で、感傷に浸ってるのはいいとしてさぁ。
 
 
 
愛しのルビィさまはいつ来んの?
  
 
 
  
早く帰って来い!!!!
頼むよもう、禁断症状バリバリなんだからよ〜〜っっ!!!
 
 
※現在でもマツダはデザインを生み出していると思います。
マツダアテンザの後ろ姿なんてさぁ……Alfa159ソックリでしょ?(微笑)


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コメント 11

ぱんだぞう

1994年・・・そう、娘の生まれた歳でございます。
そのころの我が家の愛車は、MX-6・・・・。

なんとも懐かしい記事でございました。

ちなみに、MX-6にのってても、みんな不思議そうな目で見てました。
あの車はいったいなんだ?みたいな・・・

あぁ、遠い思い出・・・...( = =)
by ぱんだぞう (2006-09-20 20:33) 

tonpoo

ウチの父は都落ち(?)して赤いアテンザワゴン(初代)乗ってますが、
買う時、なんて156に似た車なんだ!まねっこじゃんか!と思いましたが、
今のは159に似てるんですか・・・(苦笑)
マツダはかなりAlfaを意識してますね。インパネもそっくりです。
実際欧州車買って研究しました!って営業さん言ってました^^;
ワタシもデビューがフェスティバだったのでマツダは結構好きです。
by tonpoo (2006-09-21 02:08) 

アキオ

あったなぁ、、、

良い車もあったけれど、タマの種類が多いと目立たず、、
さらに、一つ一つ切り捨てられて。
最後はロードスターでしたっけ。。なんだっけ。。w
マツダでシトロエンが買えた時代でもありましたね。。

なつかしい。。


ってか、、やっぱ、ワイパーは笑えるw
by アキオ (2006-09-21 09:33) 

はる

錆びてる・・・もっと良い車無かったの???
1994年・・・結婚した年です・・・もう錆びちゃってるかな?(笑)笑えない??
by はる (2006-09-21 12:04) 

nal

>ぱんだぞうさん
おおお!!!そうですかっオーナーですかーー!!!
7、8年前、某喫茶店でMX-6が20台くらい並んでるのを見たことあります。
オーナーズクラブだったらしい、、、壮観でしたヨ(ニヤ)
>tonpooさん
アテンザはまだ初代ですから同じアテンザの話ですよ。
だっって、、、156と159のテールってテーマが一緒じゃないですか(笑)
あとアクセラとかも147に似てますね。
>akioさん
ランチャテーマ8-3.2(フェラリエンジン)までマツダで買えたという恐るべき時代でしたね。
>はるさん
えーと。コメント面白過ぎます。以上。
あ、錆び止めを定期的によろしく!!(笑)
by nal (2006-09-21 15:40) 

JOHN

1994年…結婚2年目でした。
浜松ナンバーの、走らなくて走らなくて走らないミラに乗ってました。
坂道ではエアコン切って「根性たぁぼーーーーっ!」と叫んでた頃です。
ところで、6枚の写真、全部同じ車に見えちゃったんすけど…^^;
by JOHN (2006-09-22 09:21) 

nal

>JOHNさん
アハハハ!!!当時の軽は確かに走らなかったですよね。
ただ友人が乗ってたミニカダンガン(名前も笑えるな)は速かったですよ。
ワタシが乗ってた2000ccのヤツより断然速かった。
よく「いまツッコんだらオレ死ぬな」って助手席で思いましたもん。
by nal (2006-09-25 11:05) 

俺の痛リアン

その“クロノスの悲劇”の最中にマツダ(の系列チャンネルであるオートザム店)は、アルファロメオ164の従兄弟であるランチアテーマや155の従兄弟のデトラを取り扱いしてましたからね。残念ながら5チャンネル体制の破綻やそれに伴う経営危機によってフォードの管理下に置かれた煽りを受けて、新生マツダを立ち上げた98年に同じくマツダ(ユーノス店→96年ユーノス店と旧アンフィニ店を統廃合したマツダアンフィニ店)で取り扱ってたシトロエン車と共に撤退してしまい皆様の記憶から消え去りました。ただ個人的にはランチア車に加えアルファロメオ車や大元のフィアット車そしてシトロエン車繋がりでプジョー車も取り扱い→業務提携→共同開発という超絶展開を見たかったのだけど、如何せん中小規模のマツダ販社やマツダ系業販店が母体の旧マツダモータース店(注 マツダは89年秋迄マツダ店/マツダオート店→アンフィニ店/マツダモータース店の3系列+フォードブランドのマツダ車を扱うオートラマ店)から変更したオートザム店には(スモールカーメイン扱いなのにルーチェやセンティアより高額なランチア車は)荷が重過ぎたと思う。まあ現在のマツダはzoom-zoomのスローガンの元でエモーショナルな車を生み出し、再びフィアットグループと提携して4代目ロードスターのプラットフォームをアバルトに供給してアバルトスパイダーが販売されているが。良くも悪くもこの出来事が糧となり、紆余曲折を経て今のマツダを創り上げたからだと思います。
by 俺の痛リアン (2019-04-15 22:40) 

nal

>俺の痛リアンさん
おおっと13年の前の記事を発掘していただいてありがとうございます!
当時、イタフラ車の知識なんてまったくないのにデドラが欲しくて何度も見に行きました。アルカンタラの腐ったグリーン内装が滅茶苦茶オシャレでしたねぇ。テーマ8.32も売ってましたよね、マツダなのに(笑)BXもたくさん売れましたよね〜懐かしい!
当時も今も、マツダのデザインはアタマ一つ抜けてますね。全部ランチャブランドで売れば1.5倍くらいの価格付けられそうな笑


by nal (2019-04-17 09:25) 

俺の痛リアン改め愛しのダイヤ様

お返事ありがとうございます、現在のマツダのアイコンである流麗かつ躍動的な“魂動”ボディスタイルとイメージカラーの“プレミアムソウルレッドクリスタルメタリック”のボディカラーは“ルビィ様”をこよなく愛するnalさんに最もお似合いだと思います。現在マツダはアクセラをマツダ3へ間もなくモデルチェンジを行いアルファロメオのジュリエッタを彷彿する様な車に生まれ変わります、そしてアテンザがマツダ6となりアルファロメオジュリアの様なFRセダンに生まれ変わるそうです。
ところで話は変わりますが私が投稿ネームを“愛しのダイヤ様”に変える理由は、私が軽自動車ではあるが二台の三“菱”車を所有しており(流石に“三”台目は厳しいかな)菱=ダイヤということで名前を変更させて頂きます。マツダと三菱自動車の関係といえば、マツダのかつての軽トラックであるポーターキャブに三菱ミニキャブトラックのバルカン(G23B)エンジンが載っていた事やマツダのピックアップトラックに三菱2.6Lアストロン(G54B)エンジンベースのG6エンジンそして一時期マツダボンゴバンを三菱デリカバンとして供給されていた事もあり三菱車乗りとしてもマツダ車はとても気になる存在です。只残念ながら三菱はそのマツダが苦しんでいる時期に阿鼻叫喚のマツダを尻目に勢いを拡大して来たがその後の度重なる不祥事で“zoom-zoom”や“魂動”でエモーショナルな復活を遂げたマツダとは対照的にメーカー存続の危機を迎えて現在に至っておりますが、私の車乗りの原点であるのでその二台の“ダイヤ様”を維持可能な限り維持したいと思っております。
by 俺の痛リアン改め愛しのダイヤ様 (2019-05-07 00:24) 

nal

>愛しのダイヤ様
ありがとうございます。私、三菱車には乗ったことないんですよ〜でも学生時代にギャランVR4やらパジェロやらですり込まれてますのでワタシの中のイメージは良いです。アテンザ、気になります。がまあ今乗ってるジュリアもアテンザみたいなもんですけど笑
by nal (2019-05-13 12:14) 

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