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努力の天才 [N&alfamiglia]

私たちが望んだわけでは、ない。
いやどちらかというと望んで居なかったという方が正しい。
しかし兄弟、しかも年子の同姓というのは特別な存在なのだろう。

2年前のちょうど今頃、私たちは次男に真剣に尋ねた。

「そろばんも水泳もテニスも頑張っているし、別に行かなくてもイイんだよ。」
「(次男)の好きにすればイイ、どうする?」
 

「そんなん行くに決まってるでしょ!」
  
  
  
「受験するに決まってんじゃん!!」
 
 

 
我が家の行方は、2年前の今頃に決まったのだった。
  
長男に関してはちょうど去年の今頃に書いたとおり、
彼の努力の甲斐あって現在、無事に希望する中学校に通っている。
長男の場合は親から見ても、
性格やタイプからして外の世界が向いているだろうという認識があった。

2017.02.03「前日に」
2017.02.08「サクラサク」
    
しかし次男の場合はちょっと事情が違う。
  
”親業をやっている方”ならわかってもらえると思うのだが、
ずっと一緒に居続けているわけだから我が子の長所短所というのは
痛いほどにわかってしまうことだろう。
次男はひらめきや展開力、想像力(創造力)という意味では正直、
目を見張るようなものは持ち合わせていないと感じている。彼は不器用である。
   
しかし彼の素晴らしいところは、
長男とは真逆で「努力の天才」そして「不屈のオトコ」。
くじけずくさらず、出来なくても諦めず何度も何度も挑戦する。
そうしてしっかりインプットしたものは忘れない。
私たち親が尊敬するほどの努力の人なのだ。
  
イコール、親が言うのも何だが小学校で先生からの評価はすこぶる高い。
学級委員を長く勤め児童会役員にも必ず名を連ね、
運動会などのイベントでは全校児童の前で挨拶をするような役割だ。
書くのも恥ずかしいが通知表に実力以上の評価がつくタイプなのだ。
 
我が地域では中学受験をするなんていうことは本当に珍しいことだ。
事実、長男の小学校で私立中学へ進学した男子は長男たった一人だ。※女子は他にも居た
次男の性格であれば、みんなと一緒に公立中学に進み、
高校受験で公立高校へと進んでも絶対に楽しく充実した生活が送れることだろう。
  
親としては、正直そう望んで居たのだ。
 
けれど兄弟の影響というのはやはり大きい。
毎日、中学校であった出来事を長男はおもしろおかしく話してくれる。
それに「兄に出来たことならオレだってやってやる!」だ。
そしてもうひとつは、学習塾での「挑戦」に殊の外燃えたのではないだろうか。
4年生の夏休みと冬休みには、彼が望んだので次男も講習に通わせていた。
テストの結果がすべて公開され順位が出て、そしてクラスでの座席順も成績順だ。
努力と不屈のオトコは、そのチャレンジにものすごく燃えた。
  
  


  
  
次男が中学受験をすると決意して、2年が経った。
親として苦労に苦労を重ね、そしてたくさんの事件を起こしてくれた長男とは違い、
次男に関しては何も言うことが無い。
成績も極端な上下は無く総じて安定。
成績が下がった時もその事実をしっかりと受け止めてその後の学習に活かしていた。
膨大な量の塾の宿題も計画的、
かつ地道にやり続けていたし弱音を吐くこともほとんど無かった。
  
そして今まさに、彼は中学受験シーズンの真っ最中だ。
 
現在2つの学校を受けて、おかげさまで2つとも特待生としての合格を得た。
そのうちの一校は、県下二番手で硬式テニスや水球、ラグビーで全国区の中学校だ。
夏休みになる頃まで、次男はこの中学のテニス部に入ることを夢見ていた。
面倒見がよく学習指導も密と評判のその中学に入ってくれることを、
私たちも望んで居た。見事に彼は合格の上に特待生という結果を出して見せたのだ。
 
しかし現在県下ナンバーワンの中学に通う長男と同様に、
次男もまたいつしかナンバーワンを目指すようになり、そして引き続き努力した。
   
打てば響き、そして一を知れば十を知るような返答を返す
ひらめきや思考力に関して能力を持つ(と親が思っている)長男に対して、
一を知るとしっかり一は理解するけれど二に思いが至らない次男。
不器用で堅実で、その分人の何倍もの努力を苦とも思わず出来る次男。
 
驚くことにそんな次男は最近では昨年の長男と同等、
もしくは上回るほどの成績を塾では挙げている。
 

彼の最後の挑戦は、いよいよこの週末である。
  
私たちは当初、次男には皆と一緒の公立中高がいちばん向いていると思っていた。
中学受験を決意した時には、面倒見の良い中学こそが彼に向いていると思った。
しかし彼は努力を怠らず、ナンバーワンに挑戦する資格を得るところまでやってきた。
 
親としては正直、このまま面倒見の良い中学に行ってくれていいんだけど…
という気持ちが言わないけれど胸の中にはある。

けれど、コツコツと地道に努力を続け、
決してくじけずくさらずやり続けたことがどこまで通用するのか、
大きく花開くところをこの目で見てみたい気持ちも大きくある。
こんな言い方をしては失礼だけれど、
もし彼に道が開けたのなら、こんなに痛快なことは無いではないか。
   
「アタマの天才」ではなく「努力の天才」が、
どこまで突き進んでいけるのかを一人の人間として見てみたい。
    
私たち親にもはや選択の余地はなく、突き進む彼の道を応援するのみ。
どちらの道になったとしても、両手を広げて彼の努力をたたえたいと思う。
  
  


本日、当初志望校の受験結果が届きました。

まさかまさかの特待生合格でした……経済的に助かる(笑)
というのは冗談としても「次男に向いている学校」というのは親二人の共通した意見。
そして、ナンバーワン校にもし合格出来たなら、
並み居る天才たちの中で彼の努力がどれだけ輝くのかを見てみたいという気持ちも正直あります。

とにかく、既に親の役目は果たしてもはや応援団、という心持ち。

じっくりと、見守りたいと思います。








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コメント 4

GEN11

すごいですね、nalさん。
良く出来たお子さんをお持ちで。
うらやましいです。

ウチも大学受験真っ只中…。
ホント、見守ることしかできませんね。

by GEN11 (2018-02-01 16:38) 

nal

>GEN11さん
いえいえ次男がすごいんです…。「努力出来る才能」というのは「一般的に言うところの能力」よりすごいんじゃないかと思わせてくれたのは彼のおかげです。社会人として立派にやっていけるのは努力出来る人なのではないか、と。
親バカかもしれませんが今はそう思っています。なので今回の結果がどうでも、親としては祝福以外ありません。彼は素晴らしいです。
by nal (2018-02-02 09:14) 

GEN11

大変申し訳ありません(滝汗)!
後から見返したら何だかとっても嫌味っぽいコメントでしたね。
ぜんぜん他意はありませんので許してください。

秀才肌のご長男と、努力家のご次男。
ご兄弟ともそれぞれに個性的で素晴らしいですよ。
ただ、打たれ強くこつこつ努力する人は、後々良き協力者や理解者に恵まれやすい、ということはあるかもしれませんね。

by GEN11 (2018-02-02 14:49) 

nal

>GEN11さん
し、失礼も何もワタシはみじんも感じていませんでした(汗)ワタシがレスしたコメントが今見たらなんだか真面目すぎたためあらぬ誤解をさせてしまったかもしれません。スミマセン!
今朝無事インフルにも罹らず、家を出て戦いに行きました!ここまでこれて悔いなく本番に挑めそうで本当に良かったです。GEN11さんのところも、間もなくですね!

by nal (2018-02-03 10:02) 

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